毎年の事ですが、適切な水分補給が重要となってきます。
水分補給は喉が渇いてからするもの・・・という考え方は間違っています。
では、この水分補給も、細かく言えば試合や練習前と、試合中、練習中では違いがあるのです。
以下は、ベースボールマガジン社の「Hit & Run」(2009年6月号)の記事からの要約です。
1.お茶は控える
お茶(緑茶、紅茶)にはカフェインが含まれ、このカフェインには離尿作用があるので、水分補給には向きません。ただし、麦茶はノンカフェインでミネラル分を含んでいるので、水分補給には優れています。
2.発汗量の多いときに水だけ・・・は危険。
運動の汗の99%は水です。しかり、ミネラル類も含まれています。発汗量が多い時に、水だけを大量に飲むと、体液の浸透圧が一時的に低くなり、頭痛や吐き気などを引き起こす場合があります。
つまり、体の中のミネラル分が薄まり、細胞に水分が行きにくくなるということでしょう。
3.スポーツ飲料も飲み方を誤ると問題あり
まずは、スポーツ飲料も糖分を多く含んでいるため、飲み方には注意が必要。
「アイソトニック飲料」
商品名としてはポカリスエットやアクエリアスなど、一般的なスポーツドリンクですね。
実は、アイソトニック飲料は、成分が体液に近い飲料で、スポーツ中に飲むと良いとされているのですが、正しくは、運動の前に飲むのがいいとのこと。体が水分を失っている状態では、体液と同じ浸透圧のアイソトニック飲料は、体に吸収されにくいとのこと。
「ハイポトニック飲料」
商品名としては、ポカリスエットステビアとかアクエリアスクリアレモンとか、アイソトニック飲料からすると、「え?何、この薄い味・・・」って感じのする飲料です。浸透圧がアイソトニック飲料の半分のため、スポーツなどで水分を失っている体には、吸収されやすいのだそうです。ということで、スポーツ中に飲むのに適したのはこちらとなります。
実は、アイソトニック飲料を倍に水で薄めるだけでも、浸透圧が下がり、ハイポトニック飲料となるらしい。
イーグルスでは、夏場は、麦茶!
そして時々、アクエリやポカリの粉を、薄めに作るので、何気にこの科学的な事を、知らないままに実践していたようです(笑)・・・もったいないから薄めに・・・ではなく、甘すぎるから薄めに・・・だったのですが、まさに、この甘さ=糖分が、浸透圧に影響するので、体が受け付けやすい飲料になっていたのですね。
まずは、各家庭においても、このような事に興味をもっていただき、お子さんの水筒の中身を考えていただけると、少しでも良いコンディションで野球ができるかと思います。
でも、試合中などは、疲れが出てるのも考えて濃い目のスポドリを・・・とか考えてみたりしたのは、全くの逆効果だったのですね。激しい運動の直前や最中にアイソトニック飲料を飲むと、急に血糖値が上がり、インスリンが過剰に分泌されて、逆に低血糖になるインスリンショックという状態にもなる場合があるらしいので、「気をつけろ~~」だそうです。
先週の準決勝で、惜しくも、わかくさクラブに敗退し、本日、三位決定戦にて、勝利しました。
本年度の全日本学童日野支部予選結果は、
優勝:わかくさクラブ
準優勝:旭ヶ丘エンジェルス
三位:高幡イーグルス
となりました。
本日の二試合は、○が付いている方が勝利チームです。
西町ノーティーズ - ○高幡イーグルス
○わかくさクラブ - 旭ヶ丘エンジェルス
高幡イーグルスは、チーム一丸という言葉がぴったりくる試合内容で、2回戦を勝利しました。
次は準決勝です。
来週の4月19日となります。
○が付いている方が勝利チームです。
夢ヶ丘ユニコンズ - ○西町ノーティーズ
日野ビクトリーズ - ○旭ヶ丘エンジェルス
緑ヶ丘スティラーズ - ○高幡イーグルス
谷仲山フレンドリース - ○わかくさクラブ
まだまだ、強敵ばかりです。
19日は、わかくさクラブと対戦です。しっかりと声を出して、全員が一つになって全力を出しましょう。
チームの話題ではないですが、少し気になる記事があったので、紹介しておきます。
4月6日付けの夕刊フジの配信記事です。
「WBCで一丸精神を持ち帰った…広島・栗原に直撃!」
そう、広島カープが、開幕3試合で巨人に対して2勝1分けとした際の、両方のチームのベンチの様子に関して書かれた内容です。
WBCで、村田選手が試合中の肉離れで戦線離脱した後に、急遽、補強メンバーとして召集された広島の栗原選手。実際には3打席しかWBCの試合では出場できなかったのですが、あの経験から広島に持ち帰ったものがあると。
「自分が打つ、打たないだけでなく、みんなが本当に心からジャパンのために戦っているという雰囲気。これだけはカープに持ち帰ろう、自分が率先してやろうと思いました」
4月5日の延長12回まで至った広島対巨人戦。巨人ベンチはほとんどの選手が座っているのに、広島ベンチは皆が立ち上がってフィールドに出ている選手に声をかけていた・・・と。
栗原選手だけではないと思いますが、率先してベンチも試合に参加して、一緒に戦う、その気持ちがフィールド上の選手にも力や心強さを与えることを実感したというのです。
さあ、イーグルスはどうでしょうか?(あ、楽天イーグルスではなく、高幡イーグルスですよ)
ベンチに入っている選手達は一丸となって戦っていますか?
コーチャーズボックスに入っている選手は、ランナーだけでなくバッターにも声をかけ、投手のけん制の癖を少しでも見つけようとしてますか?
毎年の事ですが、公式戦でのベンチ入り慣れしていない選手は、どうも集中できずどうしていいか分からないようにダラダラしてる時があります。でも、安心しているのは、皆で声をかけあって、ダッシュや声だしを率先して行えるメンバーが何人もいるチームだということです。
言われて覚えるよりも、見て、やってみて覚えることができるってのが、とってもいいチームだと思います。
保護者の皆様も、試合に応援に来られた際に、自分のお子さんが試合に出ていなくても、ベンチや応援席で声を出してしっかりとチームを応援していたら、家に帰ってから必ず褒めてあげてください。
声をしっかり出して応援できる子ほど、自分が参加している意識があって、きっと上手くなります。
そして、その声で後押しされて、チームも持っている力を全て発揮できます。
さあ、次の試合も元気な声で応援しましょう。
高幡イーグルスは、持っている力をチーム一丸で発揮し、1回戦を勝利しました。
二回戦は、来週の4月12日となります。
○が付いている方が勝利チームです。
○緑ヶ丘スティラーズ - 日野フレンド
○高幡イーグルス - 滝合ヤンキース
○谷仲山フレンドリース - 日野ロイヤル
南平アトムズ - ○わかくさクラブ
来週の対戦相手は、緑ヶ丘スティラーズとなります。