最近、低学年に部員が数名入りました。
とっても嬉しいです。まだキャッチボールも上手くできない子達でも、あっと言う間にまっすぐの球を投げてくるようになってくるでしょう。今、各学年のチームで活躍している子達も、最初に入った頃を思い出すと、懐かしくも感じます。
さて、3週間ほど前に、Cチーム(4年生以下)が練習をしている時に、グローブが雑然と放り出されていることを、選手を呼んで注意しました。いや、注意ではなく、「こんな風にグローブが放り出されているのと、こうやって並べてあるのは、どっちが格好良い?」って考えてもらったのです。
放置の状態も、いわゆるグローブが閉じて横に置いてある状態で、比べてもらったおき方は、グローブの先を下にして広げて立てた状態で、そのように立たないグローブは、親指と小指を下にして、広げて置いた状態。そして、全ての選手のグローブやミットが横に整然と並んだ状態。
すると、Cチームの選手達は、すぐに自分達で整然とグローブを立てて並べることをし始めました。
守備練習が終わって、バッティングに入る前にチラッと見ると、いくつか放り出されているグローブがありましたが、仲間同士で声をかけて、すぐに”自分で”形を整えて並べていました。
・・・そう、気付いた子が、他の子のグローブを並べるのではなく、自分でしっかりとさせようと皆で注意しあっていたのです。そして、一度言われた子は、次はしっかりと自分のグローブを並べていました。
これには、少し感動してしまいました。
大人が厳しく言っても、できない子はできません。しかし、子供達同士で声を掛け合って、皆でやろうとしたことは、しっかりとできるようになるのを再確認させてもらいました。
それ以降の試合で、攻守交替の時のグローブを見てると、まだしっかりと並べられています。
こんな一つ一つの事って、実はすごく大事なのでしょうね。
新しく入部された子供達も、保護者の方々も一緒に、道具や挨拶の大切さも、しっかりと考えてもらうことをイーグルスでは大切にしていることを覚えておいてくださいね。
野球は、特に道具の多い競技の一つでしょう。
だからこそ、その一つ一つを大切に扱える選手が、上手くなっていけると思います。